【IoT】ニコニコ生放送のコメントでラジコンを操作してみた
どうもこんにちは、三度の飯よりインターネットが好き あんどうです。
前回はインターネットの力を使って、遠隔地からラジコンを操作しました。
前回の記事はこちら
遠隔操作は目新しいものではない
しかし、遠隔地から映像を見ながらモノを操作するというものは昔からありました。
社長からも
リモートで手術をする技術とか、人が入れない土地でトラックを動かすとかって、普通にありますよね。
とのコメント。
ぐぬぬ…確かに…
例えばこちらの記事
ロボットシステム『ゼウス』で大西洋を越えた遠隔手術に成功 « WIRED.jp
これは「遠隔での手術に成功した」というニュースなのですが、2001年の記事ですので15年も前に成功してるんですね。
15年前と言えば、僕 小学生ですよ。
当時よりは安価に出来るようになったのかもしれませんが、確かに新しいものではないですね。
再びインターネットに繋ぐメリットを考えてみた
前回の記事では場所にとらわれないということがメリットでした。
そして、他のメリットを考えてみたのですが、もう一つ挙げられるとしたら不特定多数に公開出来ることでしょうか。
インターネットに繋いで公開・拡散できる。
この辺りもインターネットの強みと言えます。
このあたりのメリットを活かせないかと考えた結果、作ったものが次のものです。
ニコニコ生放送で届いたコメントによって操作をさせた
作ったものの概略図
だいたいこんなイメージです。
- ユーザーがコメントして
- コメントの内容をもとにラジコンが動く
- その様子を僕が生放送で配信
- みんなが幸せになる
という図式ですね。
技術的な話
上の図を見ればわかると思いますので、概要だけ書きます。
- ニコ生のAPIを使ってコメントをリアルタイムに取得
- 取得したコメントが指定した形式に一致するかを正規表現で判断
- 一致していればモーターを指定の方向に動かす
- ラジコンが見ている映像は別枠でストリーミングしておき、それを生放送の配信に乗せる
参考
ニコ生のコメント取得に関してはこの記事が参考になりました。
Nodejsでニコ生のコメビュを作る - Qiita
動いている映像
ニコニコ生放送の雰囲気を伝えるためにも、録画したものをそのまま公開します。(動画編集のスキルが足りないわけではありません)
- 左上に映っているのがコメント
- 右に映っているのが俯瞰してみた映像
- 左下に映っているのがラジコンが見ている映像
です。
視聴者にもわかりやすいように、この画面をそのまま放送で流しています。
まとめ
さて、いかがでしたか?
今回のものを応用すれば、生放送の配信者ともっと楽しくコミュニケーションが取れたり
生放送だけではなく、例えば特定の単語がTwitterでツイートされたら何かが動いたり
さらに、それらの情報を統計を取ることも出来ますし、色んなことができそうですね。
何か面白いアイディア・実現したいアイディアがある方は是非ご連絡ください!
それでは、最後までご覧いただき ありがとうございました。