福岡版 IoTLT Vol1 のレポート
皆様こんにちは。
先週の金曜日、東京では有名なIoT縛りの勉強会「IoTLT」の福岡版を開催しました。
記念すべき第一回だったのですが、最終的に50名以上に来ていただき、大盛況でした。ありがとうございます。
何かと準備不足でしたが録画しておきましたので、会場の雰囲気を味わっていただくためにも、ぜひ動画をご覧ください。
オープニング「IoTLTとは何か・何を目的にしているのか」
ARで電球を操作する 部谷 修平様(株式会社ウフル)
引き続き部谷さんによる発表
OpenHybridを使い、ARでデバイスを操作できるようにし(Reality Editor)
その仕組みを使い、Hueというネットワークに繋がった電球を操作したそうです。
ARで操作ができるのは面白いですね。
部谷さんの記事はこちら
ARでデバイスをコントロールできるReality Editor/Open Hybridを使ってみた。 - Qiita
狩猟とIoT 大屋 誠 様(株式会社IDCフロンティア)
狩猟の免許を奥さんがお持ちという大屋さん。イノシシが捕まったかどうかを監視するためのデバイスを作られたとのこと。
防水や防湿、電波、給電など苦労した点は多くあったものの、朝が早く、心の準備や道具の準備が必要な狩猟において「捕まったかどうか」を判定できるだけでも便利なようです。
農業とITはよく聞きますが、狩猟は新しく面白いですね。
大屋さんの今回の発表内容の記事はこちら
myThingsやSORACOM,Lazuriteでイノシシわなの監視装置をつくる - Qiita
ハードウェアエンジニア&金融工学エンジニアから見た、IoTとビッグデータのブームについて Shigeki Kanai様
電子工作をやり始めて40年、プロとしてはもうすぐ30年というベテランのハードウェアエンジニアのKanaiさん
ここ数年騒がれているIoTはインターネットに繋がったという点が新しいだけで、遠隔での制御は全く新しくない(50年前からある)
また、ビッグデータも同様に新しいものではなく本質は変わらないという内容を指摘し、Web屋やソフト屋への提言をされています。
月500円で高齢者の見守りを実現した話 安東 卓也(株式会社Minato)
僕の発表です。
遠くで一人暮らしをしている祖母の安否を緩く確認できるデバイスを作りました。
実際に作ってみて、使ってみた感想を発表しています。
本発表の記事はこちら
【IoT】myThings + milkcocoaで高齢者見守りデバイスを作ってみた - ニートの言葉
前略 Arduino くっそ初心者が作る罠が作動したらメールでお知らせするやつ 村田裕一 様(Webdesign Net:Engage;)
数ヶ月前までIoTを知らなかったという村田さん。まさかの狩猟の話題二人目です。
罠が作動したらメールでお知らせをするデバイスを作られています。(実践はまだのようです)
最初はArduinoで作ろうとしたが上手くいかず、次にRaspberry_Piを使って…と、ぶつかった課題やどういう経緯で進めてきたのかを説明されています。
村田さんのブログはこちら
3Dカメラが思ったより簡単にできてしまった話 長野誠治 様
もともとは組込み系、最近はアプリの開発をされている長野さん。
Raspberry_Pi 2を使って何かをしたいと思い、Webカメラを二つとサーボモーターを使って3Dに見えるカメラを作られています。
これを使えば遠い場所の映像も3Dで見ることが出来るようです。(しかも頭の動きに合わせてカメラの向きも変わる)
一家に一台欲しいデバイスです。
BLE+Cordova+Web Audio API+socket.io+さくらのクラウドで抱き枕作ってみた 内村 康一 様(株式会社ジョイアス)
福岡では有名ななでなでセンサー搭載の抱き枕を作られているジョイアスの内村さん
なでなですると音声が出る美少女の抱き枕を作りたいと活動をしていった結果、ハマったポイントを説明されています。
将来的にはキャラクターとの音声通話や触ったら反応するフィギュアを作りたいとのこと。近未来的ですね。
そのための開発者が圧倒的に不足しているそうですので、興味がある方は是非連絡してみてはいかがでしょうか?
ジョイアスさんの公式サイトはこちら
最後に
さて、第一回の内容はいかがでしたか?