神社の賽銭泥棒を防ぐデバイスを作ってみる その1
こんにちは、Minatoのあんどう( @t_andou )です。
つい最近、初詣に行ったと思っていたのに、早いもので3月も半ばですね。
さて、今回はお賽銭泥棒に困ってらっしゃる神社の話です。
今回ご紹介する神社
宮崎県延岡市にある亀井神社は地元の方々が自主的に管理をされている神社だそうです。
普段の様子
行事の時以外は昼夜を問わずこのように柵が設置されており、中に侵入することもできません。
器具を破壊する人がいる
しかし、この柵の隙間から御賽銭箱についている鍵を破壊したり、柵を止めている鎖を切って侵入・賽銭泥棒をする人がいるとのこと。
ひどい状態ですね。
今回解決したい問題
さて、今回はお賽銭泥棒が一番の問題だと思っていたのですが、盗まれるお賽銭の被害額よりも賽銭箱や鍵などを壊される方が高くつくこともあると言うことでした。
少し調べたところ、たいていの神社では毎日夜になる前にお賽銭を回収しているらしく、被害額は数百円程度ということですので、やはり破壊される方が困るみたいですね。
さらには、神社の内部には御神体などを置いているので、侵入され盗まれるのは防ぎたいということでした。
関連のニュースを調べると、日銭欲しさにお賽銭泥棒をしている事例が多いので、御神体を盗むことは無さそうに感じますが、いずれにせよ社殿(と呼ぶのでしょうか?)内部に侵入されること自体を防ぎたいところです。
ということで、お賽銭泥棒対策 と言うよりも 神社荒らし対策をする必要があります。
目的を整理する
現時点で思いつく目的としては下記のようなものでしょうか。
- 現行犯逮捕をしようとした神主さんが暴行されたなどというニュースもありましたので、まずは証拠を得ることを第一に
- 被害額を考慮すると、賽銭を盗まれたとしても他のものを盗まれないように・破壊されないようにする方が良い場合もあるということですので、 破壊されないような作りに
- (おまけ機能として)防犯以外にも、普通に参拝してくれる人をカウントして参拝者数や傾向を可視化するとか面白そう
次回は実際にデバイスの構成を考えて作ってみたいと思います。
まだ実際に稼働しているわけではありませんが、今後 この問題を解決をするために試行錯誤してみたいと思います。 似た問題を抱えている方や「こういうアイディアで解決した」などございましたらこちらからご連絡いただけると幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。