Raspberry Pi 3が発売開始されたので旧モデルとの比較と注意点をまとめてみます
引用:http://jp.rs-online.com/web/p/processor-microcontroller-development-kits/8968660/
Raspberry Pi 3が発売されました
みなさん、こんにちは。Raspberry Piを5つくらい持っている男、あんどうです。
以前、僕がこんなもの↓を作った時に使っていたRaspberry Piですが、さらに進化して発売開始されましたので、旧モデルから変わったところと注意点をまとめたいと思います。
過去にラズパイを使って作ったもの
Raspberry Piとは?
簡単に言うとセンサーやLEDなどと簡単に連携することが出来るLinuxベースの小型コンピューターです。
Raspberry Pi2から変わったところ
プロセッサ速度
Raspberry Pi3のCPUは64ビットクワッドコアARM Cortex-A53でRaspberry Pi2 の1.5倍速くなっているそうです。
無線通信機能を標準搭載
802.11 b/g/nワイヤレスLANとBluetooth4.1(BLE)の接続機能を備えているそうです。
これまではUSBでWiFiのドングルなどを追加する必要があったので、これはありがたいですね。
必要とする電力が多くなった
プロセッサ向上と無線機能の追加により、より多くの電力が必要になるそうです。
値段は変わらず
これは素晴らしいですね。今までと同じに$35だそうです。
日本で購入するとしたら旧モデルと同じように5000~6000円くらいでしょうか。
詳細なスペック
通販サイトからの引用になりますが下記のようです。
上で書いた3点以外にはそれほど大きな変更は無いように思います。
Pi 3の特長と利点
•Broadcom BCM2837チップセット、動作周波数1.2 GHz
•64ビットクワッドコアARM Cortex-A53
•802.11 b/g/nワイヤレスLAN
•Bluetooth 4.1 (クラシック及びLow Energy)
•デュアルコアVideoCore IV®マルチメディアプロセッサ
•1 GB LPDDR2メモリ
•最新のすべてのARM GNU/Linuxディストリビューション及びWindows 10 IoTをサポート
•2.5 A電源用microUSBコネクタ
•10/100イーサネットポート x 1
•HDMIビデオ/オーディオコネクタ x 1
•RCAビデオ/オーディオコネクタ x 1
•USB 2.0ポート x 4
•GPIOピン x 40
•チップアンテナ
•DSIディスプレイコネクタ
•microSDカードスロット
•寸法: 85 x 56 x 17 mm
注意点
電源の確保が必要
プロセッサが変更されたことと無線通信機能の搭載により消費電力が2.5Aに増加しており、これまで利用していた電源が使えない可能性があります。
一般的には、スマホの充電は1A・タブレットでは2Aでしょうか。
MicrosoftのSurfaceあたりが2.5Aのようですが、この2.5Aを供給してくれるアダプタは一般的ではないので、別途購入が必要になりそうです。
技適はまだ
WiFiとBluetoothの無線通信機能は追加されましたが、それらを国内で使用しても大丈夫かどうかという技適がまだ取得されていないようです。
通販サイトにもこのようにあります。
引用:Raspberry Pi 3 Model B | Raspberry Pi Model 3 B SBC | Raspberry Pi 【通販RS】
技適の詳細はこちら 総務省 電波利用ホームページ | 技適マーク、無線機の購入・使用に関すること
使い道は?
さて、最後に。
「ラズパイは買ったけど、何に使えばいいか分からない」という方も多いかと思います。 そんな方はこのあたりの事例を参考にしてはいかがでしょう?
それでは~
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引用元
公式サイト : Raspberry Pi 3 on sale now at $35 - Raspberry Pi
通販サイト : Raspberry Pi 3 Model B | Raspberry Pi Model 3 B SBC | Raspberry Pi 【通販RS】